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11/2 開催!! NOH & EXPERIMENT 2025ー能と音、交差する現在地

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2025.10.22

約100年の時を経てよみがえる佐渡の「能」

世界遺産にも登録された佐渡島には、日本の能舞台のおよそ3分の1が現存します。その中でも、約100年もの間、人々の記憶から忘れ去られていた場所があります。それが、大正時代を最後に能公演が途絶えていた熱串彦(あつくしひこ)神社能舞台です。
今回、さどの島銀河芸術祭2025では、この歴史ある舞台を現代に蘇らせる特別なイベントを開催します。

過去と未来が交差する一日限りの体験
本イベントでは、地元に根差した能楽師による能公演が約100年の時を経て蘇演されます。
それに加えて、能舞台を舞台に、エレクトロニクス、ラップトップ、電子ピアノ、ギター、笛など様々な楽器や、佐渡産の竹で作られた創作楽器を使い、独自の世界観を創り出す現代音楽のアーティスト8組によるライブパフォーマンスが繰り広げられます。能公演とシンポジウムの後、オープニングには、佐渡での出会いをきっかけに尺八と電子音楽を融合させた親子デュオ「福島麗秋山 + 福島諭」もゲストとして登場します。
能楽の荘厳な空間と、現代音楽の静謐な響きが交差するこの特別な日は、観る人すべての五感を研ぎ澄まし、他では味わえない唯一無二の体験となるでしょう。

より深く、佐渡の音楽と文化に触れる
このイベントは、2025年の佐渡の音楽と人々を記録したLPレコード作品『Sound Surrounding On Sado』の発表記念公演でもあり、当日は会場で先行発売を予定しています。
また、能楽や現代音楽について深く掘り下げるシンポジウムも開催します。佐渡島で能楽が発展することになったのはなぜか?現代における能楽の役割とは何か?美術評論家や能楽師、音楽ディレクターたちがそれぞれの専門分野を通じた話を展開し、来場者とともに導き出します。
会場では、佐渡ならではの絶品フードとドリンクの出店も予定しています。
伝統と革新が融合し、2025年現在の佐渡を体感できるこの特別な機会を、ぜひお見逃しなく!

詳細は、イベントページをご確認ください。