作品・作家Artist

02.海と山の狭間に生きる

中村厚子(日本)

自然とは何か?生きるとは何か?人と自然の関係に焦点をあて、両者の間の目に見えないつながりや、場所に秘められた固有のエネルギーや記憶を掘り起こし、作品化する。現地の流木、塩、水などといった自然素材、波や気温、風などの現象を用い、〈私が作る部分〉と〈自然が作る部分〉を意識的に組み合わせ、空間的作品を制作。最近は現地で見えるものや感じることを身体で即興的に表す「身体ドローイング」を生み出し、現地のリサーチや制作プロセスに取り入れている。身体的対話を通し、現代における自然との物理的・精神的繋がりを探求する。国内外で発表、ワークショップも行う。
<スポンサー:有限会社 湊 製作所/株式会社 堂谷組>

作品詳細

  • 作品番号:02

  • 制作年:2024年

  • 公開期間:8月11日(日)〜11月10日(日)火・水定休※祝日除く

  • 鑑賞料金:無料

会場・アクセス

  • 所在地:北鵜島漁港向かい、北鵜島小学校跡地横
  • 開館時間:8-9月:10:00〜17:00、10-11月:10:00〜16:00
  • 休館日:なし
  • 駐車場:駐車禁止区域ではないため、山側の道路沿いで住民の邪魔にならない場所に駐車してください。

中村厚子Atsuko Nakamura

1982年石川県穴水町生まれ、金沢育ち。横浜を拠点に活動。2005年武蔵野美術大学建築学科卒業、2011年ロンドン大学スレード美術学校彫刻修士課程修了。 主な展覧会は2023 ZEN AIR ~Artist in Residence EIHEIJI~ 成果発表展 (土肥家の蔵・旧保健センター / 福井)、2022 第29 回 UBE biennale (ときわ公園 / 宇部・山口) 、2019 Unfolding Kafka Festival 2019 (The Rose Hotel / タイ・バンコク)、瀬戸内国際芸術祭 秋会期 ( 塩飽家/ 香川・本島) 、On the Verge of Fiction 虚構のはずれ, 開渡美術館(台湾台北)、2017 MOT サテライト2017 秋 - むすぶ風景- (清澄白河の各所、東京都現代美術館 / 東京)など、国内外で発表、ワークショップも行う。