芸術祭について

芸術祭についてAbout

開催概要

さどの島銀河芸術祭2024は、日本博2.0の委託事業として実施される、日本海最大の離島である佐渡島を舞台に、より良い未来を考え、 皆さんで一緒に作り上げる芸術祭です。

かつては金の産地として、日本のみならず国際社会にも影響をおよぼし、承久の乱に敗れた順徳上皇や、 足利義教から弾圧を受けた世阿弥が配流された地であり、江戸時代から明治にかけては近畿・北陸・北海道を結ぶ北前船が盛んに行き来していました。
時代時代にさまざまな人や物の往来があった佐渡は、 能や鬼太鼓などの独特な芸能・文化を生み出し、独自の生活スタイルや日本文化が残っている場所です。

佐渡島の豊かな自然や独特な歴史、 その中で育まれた民話や伝承、この地で暮らす人々の魅力を、国内外から参加したアーティストが媒介となり再発見していきます。
多様な芸術作品が、両津を中心とした佐渡島各地に展示されるほか、 ライブアートパフォーマンス、ツアーや体験型プログラムもご用意しています。

アートを起点に島内各地域にある自然や食、建築など豊かな文化に触れることを通じて、 佐渡島の魅力を発見する機会となります。

作品の展示場所を訪れるだけでなく、オーディオガイドと地図を頼りに、佐渡島を巡ってみてください。
自分自身を内観し、自分自身の内なるものの存在に気づき、 私たちは人間が自然、宇宙の一部であることを改めて感じることができるでしょう。

不透明な世界情勢や自然災害など、将来の予測が困難な状態ではありますが、 この芸術祭が内なる存在を見つめ直すきっかけとなり、 過去と未来が対話をし、 全てが巡り始めることを願っています。

基本理念

  • 会期:

    2024年 8月11日(日)- 11月10日(日)[会期総計:67日間]火・水定休※祝日除く

  • 開催地:

    佐渡島内 両津エリアを中心とした複数箇所

  • 鑑賞時間:

    8-9月 10:00〜17:00 10-11月 10:00〜16:00

  • プロデューサー:

    吉田 盛之(ヨシダモリト)

  • アドバイザー:

    椹木 野衣 / 宇川 直宏 / 小川 弘幸

協賛について