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アーティスト

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山井隆介+長谷川億名

長谷川 億名(Yokna Hasegawa)
性別: 女
年齢:35歳
国籍:日本
出身地:栃木県那須塩原市
在住地:東京都
1985年、栃木県那須塩原市生まれ。映画監督。 2013年、写真作品『アセンション・リバー』でキヤノン写真新世紀佳作。 近未来の日本を舞台にしたSF三部作映画『イリュミナシオン』(2014)、 『DUAL CITY』(2015)を監督。近作は、飛鳥時代の伝承と葛飾北斎の春画に 登場する海女を同一人物と捉えた詩を映像化した『The Pearl Diver’s Tale』(2020)、 佐渡・相川の一夏を撮影した『First Memory of the Ocean』(2021)。

山井 隆介(Ryusuke Yamai)
性別: 男
年齢: 27歳
国籍: 日本
出身地: 新潟県三条市
在住地: 東京都
1993年、新潟県三条市生まれ。画家。 神話、科学、詩、歴史の他、生活の中で目にする現象を通して観測された 「言語の非言語状態」「非言語の言語状態」を記憶させる装置として、ドローイングやオブジェを中心に制作。


函数の部屋

例えば、今から10,000年後に生きる存在に、そこが汚染物質のある立ち入り禁止区域であることを伝えるには、どうすれば良いのだろうか? 現在の言語体系が砂漠の下に埋もれた後で*。時間的には関わりを持てない相手を、自らの文化が作り出した危険物から守ろうとする警告行為。それは、自己の消滅後の世界に対してさえ向けられる、人間に最大限可能な慈愛の表現なのかもしれず、また、もしかしたら封を開こうとしていないだけで、我々もそのような遥か彼方からの慈愛をすでに受け取っているのではないか? という、ふとした示唆を我々に与える。 この様な極端なコミュニケーションの思考実験を通して、どのような時代でも理解しうる超越的な言語作用を、我々が利用できるいくつかのメディアや科学的な世界解釈、肉体感覚の部分と全体を駆使し、発見したい。そして、独自の歴史を持ち、伝統文化や神秘的な自然、祭儀、場が残っている佐渡で、人類が絶えず行なってきた、呼びかけ、待ち、応答するという営為を確かめたいと思う。
*2001年、ラスベガスのUNLVに拠点を置く非営利団体「Desert Space Foundation」は、ラスベガスから北西90マイルの位置にかつて計画されていた「ユッカマウンテン放射性廃棄物処分場」において10,000年後まで機能する立ち入り禁止標識をデザインする国際コンペティションを開催した。また、フィンランドの核廃棄施設「オンカロ」についても同様の議論がなされている。

撮影 : 中川周

会場情報

名称
虫崎集落 旧虫崎分校
エリア
両津地区
所在地
佐渡市虫崎
備考
駐車場:内海府トンネル脇広場(虫崎側)
トイレ:虫崎公民館

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