開催概要
About

実行委員長より

時時間が過ぎるのは思いのほか早く、さどの島銀河芸術祭も構想から3年を迎えました。
2016年のプレイベントを経て、今回は漫画家の楳図かずおさんによる特別展示の他、島内外の作家たちが佐渡各地で展示を行います。
多様な作品を通して、新たな佐渡の魅力を発見していただけたら幸いです。
まだまだ手探りの状態ですが、佐渡内外の人達が知恵を出しあい、未来につながる芸術祭にしていけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

さどの島銀河芸術祭2018
実行委員長 梶井照陰

さどの島銀河芸術祭とは

芸術祭開催によせて

コミュニケーション・ディレクター 吉田モリト

佐渡島は、日本海最大の離島。大佐渡山地と小佐渡山地が北東〜南西に伸び、2つの山地の間に国中平野が広がっている島は、その形からバタフライアイランドとも呼ばれています。対馬暖流(海流)の影響で、夏は本土よりも涼しく冬は暖かく、多種多様な植物や海生生物をみることができます。
かつては金の産地として、日本のみならず国際社会にも影響をおよぼし、トキの群れが優雅に飛んでいた佐渡。承久の乱に敗れた順徳上皇や、足利義教から弾圧を受けた世阿弥が配流された地であり、江戸時代から明治にかけては近畿・北陸・北海道を結ぶ北前船が盛んに行き来していました。時代時代にさまざまな人や物の往来があった佐渡は、能や鬼太鼓などの独特な芸能・文化を生み出し、独自の生活スタイルや日本文化が残っている場所です。
さどの島銀河芸術祭では、佐渡の自然や歴史、その中で育まれた民話や伝承、この地で暮らす人々の魅力を、島内外のアーティスト達が媒介となり再発見していきます。多様な価値観が共存してきたこの島で、既存の枠組みにとらわれない展示空間やアートのあり方を考えていこうと思います。
作品の設置場所を目指して巡るのだけでなく、島を巡り歩いてみてください。きっと、忘れていた大切なことを思い出したり、記憶にずっと残る体験を得るはずです。そして、夜になれば満天の星空。喧騒から離れ、島の時間に身を委ねて、自分自身と向き合える場になればと願っています。

基本理念
“過去と未来の帰港地”

佐渡島の自然や歴史、点在する民話や伝承を掘りおこし、
島内外からの刺激とともに新しい創造空間をつくり出し、
「銀河」のようなきらめきや美的価値観を創造していくことを目的に、
「さどの島銀河芸術祭2018」を開催いたします。
島内各地で、作品展示やアートイベントを行います。
会場には、島内の寺社や漁港、廃校、舟小屋、棚田など、
既知の観光地とは異なるスポットを訪ねてもらうことで、
参加者、鑑賞者に佐渡についてより深く知ってもらう一助になれればと考えています。
また今回、作品の中で、佐渡が舞台となるシーンがることをきっかけに、
漫画家・楳図かずお氏の『わたしは真悟』をテーマとした特別展示を行います。
今年、本作品が「アングレーム国際漫画祭・遺産部門、JAPAN EXPO AWARD 漫画部門・文化遺産賞」を受賞したことを記念する展示となります。

芸術祭概要

さどの島銀河芸術祭
会場
佐渡島内複数箇所
(両津地区、新穂地区、鷲崎地区、岩谷口地区、虫崎地区、岩首地区ほか)
参加アーティスト
16組(2018年6月現在)
会期
【前期】2018年8月10日(金)〜8月26日(日)
【後期】2018年9月28日(金)〜10月14日(日)
主催
さどの島銀河芸術祭実行委員会/アース・セレブレーション実行委員会
実行委員長
梶井照陰
コミュニケーション・ディレクター
吉田モリト
アドバイザー
椹木 野衣/宇川 直宏/小川 弘幸
協力
菊田樹子(インディペンデント・キュレーター)

佐渡へ行く、
佐渡へ渡る。